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絵のことを言葉にしてみた。


山口珠未です。


言葉にしていくのが苦手でシャイな人間ですが、自分の中にあるルールをしっかりわかっていかないといけないなと思い、とりあえずブログにおこします。

メモみたいになると思います。



絵を描くとき、配色という考えはなく、白と黒で自分なりのかっこいいものが描けたらな、とそんな感じです。

今のブームでかっこいいって思ってるのは顔を隠すこと。ここ数年の絵はほとんど顔の一部とか、全部隠したりしてます。


モチーフはオカルトなものが好きで、そればかりです。

母の影響が強く、怪物、悪魔、天使、神話、そういったものがモチーフの物語や作品が好きで。

羽、蛇、花、髑髏。

あとは集合体。

特に果物のオレンジが気持ち悪くて好きです。

それらを人間と一緒に配置するのがカッコよくて気持ちいい。


多分今表現したいのは日常の中にあるホラー。

たぶん私が描いた人たちは全員死んでるのかもしれない。

白と黒の静かでダークな世界観。

荒廃している幻想世界より、スーツを着た人がいる現実世界。

スーツやフォーマルの姿は個性がないと思っています。

匿名性ってまた日常の中にあるホラーの一つだと思っていて、顔も本名もわからない人たちに発言したりするのは怖いです。

そういうのを見かけてもまた怖いです。


難しいです、言葉にすることは。

日常会話よりも腹の中にある気持ちの話が特に難しいし恥ずかしい。

そんなこと言ってられないんですけど、自分の中にある物語とか感性とか、これからも表現したいです。

人に受け入れられるのかな、とか考えてしまいますが、まず表現して言葉にしないと何もないですから。




長々と書きました。

また月に一度、こういう風に言葉にしていこうかなと思います。

それでは、またの機会に。






山口珠未

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